気づけば、私たちはいつも何かに追われている。少しの空き時間ができれば、無意識にスマホを手に取り、指を動かす。情報は増えたのに、考える余白は減ってしまった。
手に入らないものになった。
かつては、もっとゆったりとした時間が日常の中にありました。縁側でお茶を飲む時間、誰かと静かに語らう時間、ただ季節を感じる時間。そうした「余白」が、人の心のバランスを整えていたのではないでしょうか。
急須にお茶を入れる。お湯を注ぎ、少し待つ。湯呑みに注ぎ、香りを感じながら口に運ぶ。その間だけは、スマホを触らない。通知からも、情報からも、いったん距離を置く。たったそれだけで、日常に強制的な"余白"が生まれます。
間を取り、心を整えてきた。
もっと街中に、お茶を飲める場所があっていい。もっと出先で、自然にお茶を選べる選択肢があっていい。